前日から激しい雨が降っていたけど、山は雪だったようだ。
12月に雨が降るなんて、ここ数年の出来事だけど、窓の外に見える烏帽子岳は、まだまだ冬の気配が感じられない。
車を走らせ、深い霧を抜けると、標高900m以上は快晴だった。こんな事だったら蓼科山に行けば良かったと思うが、折角なので烏帽子岳に行く事にする。
地蔵峠の日陰には10cmほど新雪があったけど、期待していた以上に雪が少ない。
ラッセルするほど雪も無いで今日は歩行訓練だと思って歩くことにする。
キャンプ場を通り過ぎ、烏帽子岳の鞍部までやってくると樹氷が綺麗である。雨と雪の境目がハッキリ分かるので余計に引き立つような気もするが、気温が高いので遠くの山々は霞んでいる。
稜線まで登りきると、そこには綺麗な雲海が広がっていた。槍や大キレットも確認できる。まだ完全に真っ白になっていないので、あちらも雪は少ないようだ。い。
誰も居ない山頂でしばらく過ごし、来た道を戻る。何人かすれ違ったのでトレースもバッチリ出来ておりスムーズに駐車場まで戻ってこれた。
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