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一ノ字山1336m 留夫山1590m

軽井沢プリンスホテルスキー場で滑っていたが、オープン初日で待ち時間も長く、午後になって雪もグサグサになってきたので飽きてきた。1日券が500円だったので文句も言えないが、せっかく軽井沢に来ているので、前々から気になっていた旧碓氷峠の一ノ字山へ出かけてみることにする。

旧碓氷峠は、展望も良い事からサンセットポイントとなっており、昔から多くの旅人が中山道を通って信州の山々を見たに違いない。天気が良ければ北アルプスも見えるので、峠の力餅を食べてから追分宿へ向ったことだろう。
毎度のことながら、熊野神社で「宝くじが当たりますように」と、お祈りしてから登山口を探すが、どこにあるのか分からず、峠の茶店で古い看板を見つけて、登山口の場所が判明した。
看板には、「この道が一番安全」と書かれていたが、他にも登山道があるのだろうか?看板も古いが、詳しく書かれていないので、だんだん不安になってきた。


峠の茶店から旧中山道方面へ進むと鼻曲山の登山口がある。一ノ字山の位置をナビで確認していたが、登山口からそれほど離れていないので、今日も手ぶらで出発する。

熊注意の看板を見てから登山道を歩き始めるが、猪が登山道を掘り起こしており、激しくデコボコになっている。しばらくすると三角点のマークが書かれた標識が現れた。藪の中を100mほど進むらしいが、目印が無いと通りすぎてしまうような場所で、とりあえず三角点を探しに出かけると、ポツンと三角点があった。

ここが一ノ字山の山頂らしい。


展望を求めて、どんどん鼻曲山方面へ歩いていく。どっかに展望が良さそうな場所がないかとピークらしき場所を通過すると、ちょっと遠いが展望が良さそうな山が見えてきた。

いったん下って、急登をグングン登ると留夫山の標識が見えてきた。てっきり鼻曲山かと思っていたが、だいぶ勘違いをしているようである。
水を持ってこなっかったので、この先へ進むのには体力的にも辛く、午前中のスキーと、さっきの急登でヘロヘロである。
展望が悪いので、木に登って関東平野を眺めるも、そろそろ帰らないと真っ暗になってしまう。近くにあったファンタの缶も懐かしかったけど、良く知っているのは瓶のほうである。


すっかり唇も乾き、ポケットに入っていた200円でコーラを買って喉を潤す。以前、ここで蕎麦を食べた時に、ここが県境だということは知っていたが、分水嶺だということは知らなかった。

熊野神社(13:44)〜登山口(13:47)〜一ノ字山(14:03)〜留夫山(14:46)〜登山口(15:38)〜熊野神社(15:41)

2005年11月1日


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。