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白馬岳2932m
出発前にパソコンで天気予報を確認すると晴れマークになっている。昨日は午後から雨が降ってきたけど、今日は陽が高くなるにつれて、だんだんと晴れるだろう。

今日は自分の親父の同級生と一緒に山に登ることになった。家が近くて息子も自分と同級生なので悪い事はできない。


だいぶ雪も少なくなった。
3週連続で猿倉へ通っているけど、そこまでの道のりも淡々としてて、田んぼに水を張ったとか、緑が濃くなったとか、四季の移り変わりが、あまり気にならなくなった。


白馬尻に到着すると白馬尻荘の敷地が見えている。
1週間前は何も無かったのに除雪作業が進むにつれて、どんどん雪も融けているようだ。

そろそろ晴れてもらいたい気分だが、なかなかガスが去ってくれない。
今日は軽いスキー板を背負ってきたのでシールを持ってこなかった。アイゼンを靴にセットして再び歩き出す。シール登行より20%ほどスピードが遅い。テレマークブーツは、コバが長いのでアイゼンを装着しないと足が滑ってパワーが伝わらない。


避難小屋の周辺は、先週よりも雪が少なくなった。
扉は完全に閉められ使用する事はできないけど、雪崩で倒壊しないのが不思議である。

軽量化の為にビデオカメラ、一眼レフカメラ、水を置いてきたのでザックが軽い。今週から頂上宿舎がオープンしたようで、従業員の方が水場へ行ってポリタンクで水を運んでいる。
スキーを担いで頂上へ行っても滑れる距離が短いので、ザックをデポして出発する。いつもなら頂上小屋から滑れるらしいが、今年は雪が少ないようだ。

ポツポツと雨が降り出してきた。ようやく天気予報が外れたと気付き、合羽を着て山頂へと出発する。
今日は登山者も少なく雷鳥が雪の上を歩いていた。正月から雷鳥を見たいと思い、やっと見れたので嬉しい。
正月から数えて44回目の山頂で会えたことになる。最後に見たのは昨年の5月なので、あれから何回山に登ったのだろうか?

下山途中で本降りとなり、のんびりしてられなくなった。石を避けながらデコボコの斜面を滑るが、写真を撮らなかったので白馬尻まで早かった。白馬尻荘では除雪作業が行われ、スキーを脱がずに林道脇の残った雪を拾いながら駐車場へ戻った。

猿倉(5:41)〜白馬尻(6:55)〜避難小屋(10:01)〜頂上宿舎(11:37)〜白馬山荘(12:17)〜山頂(12:31)〜頂上宿舎(13:01)〜猿倉(14:36)

2004年5月23日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。