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大林山1330m
上田市の最高峰は、太郎山や独鈷山と比べると人気もイマイチであまり訪れる人も多くない。山頂の登頂記念のノートを見るとインターネットで見かける名前が何名か書かれている。大林山の山頂から佐久の荒船山、飯綱山や飯山のなど意外と展望の良い山である。

四十八曲峠の37号カーブに大林山の登山口がる。小さな標識に大林山登山口と書かれてるが、ジックリ探さないと見過ごしてしまいそうな場所だ。

登山道はしっかりしてて、とても歩きやすい。途中、八頭山・大林山と書かれた標識があるけど、どっちに進んでも同じ場所に到着する。標識に従わずに進むと、ほとんど歩かれてない登山道となる。

八頭山と大林山の分岐を過ぎと松茸山の境を証明するビニールテープが無残な形で残されている。その昔、ビニール紐を使わないように行政に提案したあるが、その後どうなったんだろう?ビニール紐と平行にバラ線もあるので注意したい。

バラ線がある斜面をトラバースして、ワカンでズボズボやりながら登山道を進む。雪があるので大林山へ直登しても良かったけど、雪が腐ってて登ろうとするとズルズル落ちる。悪戦苦闘をするより夏道を苦労したほうが良さそうだ。そうこうしているうちに小動物が食べたと思われる食べかすを見つけた。


檜の尾根に大林山の標識があった。日が当たらない雪は硬く締まって歩きやすい。ここを登れば山頂だと思っていたが、隣のピークだった。

  山頂の登頂記念ノートをチェックすると1週間前に「信州山歩きマップ」の担当者が膝下ラッセルに苦しみながら登ってきたと書き込んである。先週と比べると雪も少なくなったが、今日は雨が降りそうな天気だ。上空は晴れてるが、美ヶ原の真っ黒な雲が、こちらに向かって流れている。
大林山の山頂から佐久平や善光寺平など意外なほど展望が良い。
 

  山頂から、あっちの方向で下ってきた。ズボズボ膝まで潜ってしまうが、ワカンを履いているので何とか濡れずに歩ける。  

四十八曲峠37号カーブ(8:23)〜八頭山分岐(8:57)〜大林山(10:20)〜四十八曲峠37号カーブ(11:29)

2003年4月12日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。