マッケンと爺ヶ岳に登る約束をしたが、いつものように待ち合わせ場所に現れなかったので、天気が悪いことを理由にテレマークスキーで爺ヶ岳に登るのを中止して、近くの西山城跡へ行ってみることにした。
登山口には、西山城跡保存会によって歴史が詳しく紹介されていた。
「この城の城主は、仁科氏配下の矢口氏であり、室町時代の記録に備後守知光、同則知などの名をとどめる。西山集落にはその館跡や菩提寺であった松庵寺の跡、矢口氏の墓と伝える五輪塔などもある。 西山城は戦国時代の末期、仁科氏の滅亡とともにその使命を終え廃絶したと考えられる。」
気温の上昇と共にボタボタと雪が落ち始め、背中に入るとビックリするぐらい冷たく驚く。今日は念の為にアイゼンを持ってきたが、標高が低すぎて必要なかったようだ。久しぶりに登山靴を履いてみたが、ポリウレタン素材の経年劣化は、まだ大丈夫そう。靴底が磨り減っているので、別の意味で交換時期かもしれない。
帰りは、ショートカットしようとして道に迷い、余計な体力を使って下山。 水分を補給しないトレーニングも兼ねていたので、ちょっと疲れてしまった。
2006年4月22日
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」