前のページにもどる

甲武信岳2483m
山梨県、埼玉県、長野県の県境にある甲武信岳は、甲州、武州、信州の1文字ずつを取って付けられた名前らしいが詳しいことは分からない。毛木平から甲武信岳に続く登山道には、千曲川水源標もあるので甲武信岳と一緒に登るのも良いだろう。

川上村のレタス畑を通り抜け毛木平の駐車場にやってきた。駐車場にはトイレや登山届のポストが設置され登山者専用みたいだ。

駐車場からゲートを越え、林道をしばらく歩くと大山祗神社が現れる。昔の林道だが、ここを通り過ぎると登山道らしくなる。

単調な上りが続き休憩したくなる頃に滑滝が現れる。水は勢い良く流れ、爽快な気分になれる。ゆっくり休んで岩魚がいるか確認する。

沢を何度か横断すると千曲川水源標も近い。沢の水も少なくなり勢いも弱まってきた。

千曲川信濃川水源標が現れた。最初の一滴となる場所も近くにあり、ゆっくり休憩することにした。


水源標から急登が始まり、稜線まで同じよな登山道が続く。削られた登山道は、稜線付近に近づくにつれて歩きやすい登山道となる。

稜線に到着しても樹林帯が続き、場所を選んで景色を楽しむ。分岐から多少のアップダウンがあるけど山頂までは近い。

山頂に十文字小屋からやってきた人達がいた。前日、東京から小海線を経由して十文字小屋に宿泊し、甲武信小屋に寄ってから山梨県側に下山するとの事。マイカー登山の自分にとって、とっても羨ましい話である。

今まで歩いてきた登山道を振り返ると遠くに八ヶ岳が見える。ここから日本海まで約367Km。最初の一滴が何日かかって日本海に到着するのだろうか ?

  毛木平駐車場(5:16)〜滑滝(6:55)〜千曲川信濃川水源地標(7:58)〜甲武信岳(8:49-9:29)〜千曲川信濃川水源地標(9:49)〜毛木平駐車場(11:38)

2002年8月25日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。