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笠ヶ岳2076m
御飯岳、破風岳に登ってから笠ヶ岳にやってきた。同じ日に同じ地域の山を何回も登ると全体の様子が良く分かる。山田牧場の背後にどっしり構える笠ヶ岳は、山田牧場や周辺の温泉とセットで楽しんだほうが、お徳かもしれない。

峠の茶店まで車で行けるかと思っていたが、峠の手前で通行止めになっていた。どうやら志賀高原側の自然災害復旧工事を利用して山田牧場側も改修作業をしているようだ。峠の茶店で出会った老夫婦は、熊の湯から2時間も歩かされ、やっとこ登山口に到着したとの事。ちょっとお疲れ気味である。

茶店の裏から階段状の登山道が現れ、しばらく進むと普通の登山道になる。階段の登山道は疲れるだけで自分のペースも乱される。やれやれと思った矢先に、先ほどより急で長い階段が現れた。歩幅が合わない登山道に苦労する。

階段の登山道が終わると「男坂」と「女坂」の分岐に到着した。どちらを選ぶか迷ったが、男だから「男坂」を選んで進むと結構いやらしい岩場が現れた。

「ちょっと失敗したな」と思いながら登ると山頂は目の前である。鎖場を慎重に通過し「女坂」と合流する。

山頂には大きな岩と祠がある。志賀高原や山田牧場の展望に優れ、岩の上に登ってみると昔の祠も残っていた。

気軽に登れて展望が良い山なので、笠ヶ岳に訪れる人は多いようだ。

  山頂でサロモンのトレッキングポールを持った女性がいた。おっ!と思ったが、ストックは借り物で、たまたま山田牧場スキー場インフォメーションに遊びに来ていた人だった。
夕方の4時までに行けばランチが食べられると言っていたが、空でも飛ばない限り間に合わない。お店の様子を伺ってから山田温泉の大湯へ直行した。
 

笠ヶ岳峠の茶屋(15:19)〜男坂・女坂分岐(15:36)〜笠ヶ岳(15:40-16:01)〜笠ヶ岳峠の茶屋(16:15)

2002年8月3日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。