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涸沢
「涸沢が燃えている」宣伝文句に使われる言葉だが、秋の涸沢に出かければ、その意味も分かるだろう。涸沢の標高は2300m。氷河期に形成された擂り鉢状のカールは、日本最大のカールと言えるだろう。9月末から10月上旬の紅葉の時期は、色とりどりのテントで埋め尽くされ、山小屋も人だらけだが、見る価値のある場所だ。

秋の上高地は静かなものである。「数日前はたくさんの人で賑わっていた」とタクシーの運転手に聞かされたが、10月の3連休に上高地に訪れた人は2万人だったらしい。

横尾から見た屏風岩。涸沢は、あの山の裏になる。

本谷橋を渡ったところは休むのにちょうど良い。川の水は涸沢から流れる汚水によって飲めないらしい。

涸沢の朝は真っ赤だった。生憎の雨だったけど、テントから見る景色は綺麗である。テントは20張ぐらいだろうか?雨が降っているので山小屋に宿泊している人達も行動しないようである。

真っ暗になってから涸沢に到着したので自分が何処にテントを幕営したのか確認する。地面から水が流れる音、大きな石が落ちてくる音など、雨のテントは不快である。

この日は涸沢小屋と涸沢ヒュッテに出かけるだけだった。


穂高連峰と涸沢。屏風岩の耳で撮影しました。

上高地バスターミナル(12:30)〜横尾(15:30)〜涸沢(17:40)

2001年10月11日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。