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金井山
マッケンの家の近くに金井山公園という場所がある。
道路脇の看板から見る限り、とっても山らしくないけど、登山口には池もあって公園っぽい。駐車場には何台も車が停まっていたが、ほとんど人達がヘラブナ釣りをやっているようで、山に登っている人はいないようだ。

  長野市観光課の案内板によると、遊歩道が続いてて展望台もあるようだ。明確な山頂は無いらしいけど、とりあえず山頂を目指す。

しばらくすると展望台に到着した。飯綱山の眺めが素晴らしい。

 

  展望台の先には「元帥伯爵 東郷平八郎 書」の忠魂碑があって、上水道設備もあり、不動心もある。短い区間に色々あるが、この山は何か重要な場所だったのだろうか?松代大本営と関係があるのだろうか?

 

 

  遊歩道は途中で終わってしまったが、獣道のような踏跡が続いてるので、そのまま進んでみると防空壕のような穴を発見した。中を覗くと石を積み上げて作られているので、防空壕としては不自然な形である。その先にも似たような場所があり、周囲を見わたせば、崩れて原型をとどめない遺跡もあった。

家に帰ってインターネットで調べていると松代には日本最大の積石古墳群があるようで、その数は500基ほど。日本には積石塚古墳が1500〜2000基ほどあり、その3分の1がこの大室古墳群にあるようだ。ついでに合掌形石室は全国に約40基ほど知られ、マッケンが住む大室には25基分布しているらしい。

古墳群は「金井山」「北谷」「霞城」「大室谷」「北山」の5つに分類され、もっとも規模の大きい「大室谷」が、国史跡指定地となっている。

 

登山口(14:17)〜古墳(14:45)〜登山口(15:08)

2006年3月11日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
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