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宝剣岳2931m 木曽駒ヶ岳2956m
ペルセウス座流星群を見る為に木曽駒ヶ岳にやってきた。
今日は、たいした距離を歩かないので軽量化のことは考えないない。ジュースにお菓子に色々詰め込んでたら、80Lのザックがパンパンになってしまった。

満員のバスに乗り込み、ザックを抱えながら横揺れに耐える。膝の上にザックがあるので、前方の景色を見る余裕がない。

千畳敷に到着すると眩しいばかりの青空が広がっていた。
観光客も多いけど、往復3800円の運賃で、この景色を見れるなら納得だろう。


目的地が近すぎるので極楽平経由で宝剣岳を目指す。ほとんどの人達が木曽駒ヶ岳を目指してるようで、乗越浄土方面へと消えてしまった。

極楽平に荷物を置いて、ちょっと先のピークまで様子を見に行く。先々週に登った南駒ケ岳も見えて素晴らしい景色だ。


稜線には鎖が多くて、大きなザックを背負ってると、なかなか辛い。それほど難しい場所では無いけど、観光客を見てると、こっちも怪しげな足取りになってきた。

宝剣岳の頂上は観光客で賑わっていた。とりあえず一番高い場所に登ってバンザイする。


宝剣小屋で頂いたパンフレットを見ながら、伊那前岳に方面に行ってみる。片道20分となっていたが、歩いても歩いても、それらしき場所に到着しない。しばらくすると勒銘石(ろくめいせき)が現れた。パンフレットによると、1784年に麓の偉い人が駒ケ岳に登り、そのときの感動を岩に刻み込んだらしい。

もう、伊那前岳の頂上はどうでもよくなり、宝剣山荘に戻って中岳に登ることにする。近くにロープウェイが無ければ最高に良い場所だと思うが、嫌ってほど人と擦れ違う。


頂上山荘でテントの受付を済ませ、なるべく快適な場所を求めてテント場をウロウロ。どこも似たような感じだが、なるべく小屋から離れた場所にテントを設営して、木曽駒ヶ岳の頂上へ出かける。

ちょっと遅い時間にやってきたので観光客も少ない。頂上には、コマクサの群生地があって、見事な色合で文句なしだ。しばらく景色を楽しんでたが、雲が多くなってきたのでテントに戻る。
テントの中でダラダラしてたが、だんだんと天気が怪しくなってペルセウス座流星群も見れそうにない。遠くで雷も聞こえてきて、嫌な予感がしてきた。

翌日は真っ白で足元しか見えず、仕方なくロープウェイ乗り場に直行。
以前、どこかで中央アルプスの地図を失くしてしまったので、ロープウェイ乗り場の売店で地図を調達するが、ちょっと割高だった。


第1日目
千畳敷(7:00)〜極楽平(7:43)〜宝剣岳(9:01)〜勒銘石(10:34)〜頂上山荘(11:49)〜木曽駒ヶ岳(13:17)〜頂上山荘(14:00)

第2日目
頂上山荘(7:21)〜千畳敷(8:43)

2005年8月11〜12日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。