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仏岩
長門町の大門地区にある仏岩は、見た目は普通の岩山であるが、山頂に石塔があることから仏岩郷土保全地域に指定されている。石塔は「応長第一之暦南呂上旬伝々」(1312年8月)に造られ、長野県で在銘のある最古のものとして貴重な存在である。全体の造りは関西系統で、基礎や塔身に輪郭があるのは関東風らしい。

国道152号線沿いに大きな看板が設置されている。仏岩温泉の看板を目印に探せば見つかるだろう。ほとんど登る人はいないが、2台分の車を停めるスペースがある。

手入れをしてある登山道は、地元の有志によって守られている。散歩気分で歩ける場所はここまでで、急な階段や急登が始まる。

鎖場を通過すると展望が良い場所に到着する。この付近の岩は大変崩れやすく、登山道以外の岩に取り付かないほうが良いだろう。

最後のハシゴは強度不足の為、ハシゴを登ってる時に揺れる。最難関といったところだ。ここを越えれば頂上だ。

頑丈に守られた石塔に何が書いてあるか分からない。どうやって持ってきたのかも分からない。外国のコインが置かれていたので外人さんも訪れているようである。絶壁の上に設置してあるので、5人も乗れば身動きができなくなる。

約30分(登山道入口〜頂上)

2001年7月8日



「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。