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白馬乗鞍岳2436m
今日は晴れると予想して朝早くから車に乗り込み、栂池スキー場へと出発した。
中条村から見える北アルプスは、予想に反して朝焼けが素晴らしく、白馬村に到着してから道路ステーションで何枚か写真を撮影してから栂池スキー場へ向かった。

1日券を購入して、午後も思いっきり滑ろうと考えていたので、ゴンドラからリフトに乗り継いで、栂の森ゲレンデの1番高い場所まで移動する。

ゲレンデを横断して林道へと移動するが、とっても景色が良くて惚れ惚れしてしまう。シールを装着してスタスタと歩き出すが、スノーシューで踏み固めた林道は、ツボ足で歩いたほうが速そうである。


テレマークの金具にクライミングサポートを装着してないので、ちょっとした急斜面で足が疲れて踏ん張りが利かず、ズルズルと後進しそうである。

成城大学小屋を通り過ぎて、栂池が見渡せる場所で一休みをする。
天狗原や白馬乗鞍岳は、まだまだ雪が少ないのだろうか?
ヘリスキーで訪れた時は、ガリガリのアイスバーンで大変だったけど、今日はフカフカの雪で楽しめそうである。


天狗原に到着したが白馬乗鞍の大斜面も大変そうである。
何本かシュプールが刻まれ、再び登り返してる人達もいる。

「ここでギブアップするか・・・」
肉体疲労と日頃の精神的な苦痛が、ちょっとの事でも疲れてしまい、だんだんやる気も無くなってきた。


「あそこまで登れるのだろうか?」クライミングサーポートを装着してないので、足が攣ってズルズルと滑り落ちそうだ。
ザックに板を取り付けてツボ足で登ることにする。
スノーシューで踏み固められたトレースは、意外と沈まなくて快適である。

 


  頂上に到着すると、さっきまでの疲れもどっかへ行ってしまい、雷鳥の足跡を見つけては、どっかに居ないかとキョロキョロ探しみるものの、保護色となった雷鳥を見つける事は難しい。

北アルプスで1番大きいと言われる白馬大池は、雪で真っ白になって白馬大池小屋も半分以上埋まっていた。

 

  白馬乗鞍岳の大斜面は気持ち良すぎて、あっとゆう間に天狗原に到着してしまった。

天狗原からルートを選んで滑っていると重い雪に足を取られて派手に転ぶ。ターンするたびに転倒して「何だか変だぞ?」と思いながらバランス修正するが、足元がフラフラしてしまい何となくゲレンデに到着した。

家に戻ってから7tmのテンションストラップを確認すると半分だけ切れてて斜めになっていた。

 

ゴンドラ山麓駅(8:05)〜リフト下車(8:42)〜成城大学小屋(9:43)〜天狗原(10:55)〜白馬乗鞍岳(12:00)〜天狗原(13:30)〜ハンの木ゲレンデ(14:10)

2004年1月18日

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第244号)」


登山をされる方へ

日帰りで帰ってこれる山登りが中心となっています。
山に登られる方は地元の警察や登山地図を参考に登山計画を立ててください。なお、このサイトはあくまで私が見た現地の様子なので、参考程度に御覧下さい。