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雨引山 唐沢山 2006年12月16日
雨引山登山口
9:18
林道横断
9:49
雨引山 
10:37

11:17
唐沢山
12:58

14:10
ゲート
14:50
雨引山登山口
14:56

馬羅尾天狗岩温泉 すずむし荘 500円

 

雪が少ないと言われつつも、そろそろ北アルプスの稜線も真っ白になる頃なので、餓鬼岳とか爺ヶ岳が良く見えそうな雨引山へ登ってみることにした。

 

 
登山口 林道 峠方面
 

以前、近くの山を登ったときに登山口の様子をチェックしておいたが、地図を確認すると林道経由でも登れるようだ。しかし、せっかく山に来たので正規の登山を歩いて頂上を目指すことにする。

登山道を歩きながら、ふと思う。何だか雨引山から離れた尾根を登っているけど気のせいなのか?しばらくすると雨引山の標識が現れ、林道も出現した。

 
あっち 登山道 餓鬼岳
 

小さなピークを何度も超えると、目の前に爺ヶ岳が見えてきた。
麓から見えない場所では、鉄塔の色も昔のままで、植林も盛んのようだ。この辺りは、どれくら雪が積もるか分からないけど、いっぱい積もれば楽しそうな場所である。

雨引山の背後に餓鬼岳も見えてきた。帰りは、あっち側の山にも登るとして、まずは唐沢山?へ行ってみる。

 
最後の登り 大和田神社奥社 雨引山頂上
 
山頂らしき場所までやってくると雨引山の看板がある。
車の中で道路地図を見た時には唐沢山のはずだったのに、勘違いしていたのか?理由は良く分からないが、なかなか展望の良い山で、青空が気持ちいい。

こっちが雨引山ということは、あっちが唐沢山らしい。
あっちのピークから餓鬼岳を覗けば、きっと素晴らしい展望が待っているかもしれない。峠には白い看板みたい物も見えたので、あっちのピークも楽勝で行けるだろう。

 
唐沢山
 
峠の林道に下る道が見つからず、適当に下って獣道みたいな作業道を利用する。

峠に到着すると「大和田奥社参道」と「下山道」の標識があった。期待していた唐沢山に登るルートは無く、どうやら藪こぎになりそうな予感がしてきた。
鉄塔まで行けば、足跡ぐらいあるだろう。

鉄塔の先は、かなり濃い藪となるが、目印があるので、それを追って熊笹の中を泳ぐ。
しばらくすると目印も無くなり、境界の杭を確認する為の目印だった事が判明。

ここから先は、迷わないように慎重に尾根を登っていくが、シャクナゲの森が現れ、前に進むのも困難になってきた。熊笹とシャクナゲ。雪より手強いかもしれない。

 
石門 唐沢山山頂付近 有明山方面
 
頂上付近には、大きな石が2つ並んでいた。その間を通り抜けると、ほぼ頂上付近と思われるが、展望が悪くて周囲の状況が分からない。期待してた餓鬼岳も見えず、有明山方面が少し見えるだけだった。

懸垂下降しなければならない場所が何箇所かあったので、ロープを準備してから下山開始。
藪が濃くて何度も迷う。肩がらみの懸垂下降もこなし、ヘロヘロになりながらシャクナゲの森を通過すると、背丈ほどある熊笹の藪こぎが楽勝に思えてきた。

 
ゲート 大和田神社 大黒様
 

「下山道」の標識に従って、林道経由でゲートに戻る。峠まで関係者の車が通れるので、次回は林道を利用したほうが楽かもしれない。

せっかく「大和田奥社」まで行ったので、麓にある大和田神社へ行ってみる。安曇野には立派な神社が多いことを認識していたが、なかなか興味深い神社である。大黒様の道祖神もあったので、とりあえず「宝くじ祈願」をしてみた。